「BTSのジンが流れた」「フィギュアのあの曲はなに?」
2026年ミラノ・コルティナ五輪は、競技そのものだけでなく、会場を彩る「音楽」がかつてないほど注目を集めています。
SNSで話題のK-POPやJ-POPだけでなく、フィギュアスケートのプログラム曲や、NHL選手たちが選んだアイスホッケーのゴールソングなど、大会で使用された楽曲を徹底的に調査し、リスト化しました。
この記事でわかること
- フィギュアスケート全選手のSP・フリー使用曲名とアーティスト名
- アイスホッケー各国のテンションを上げる「ゴールソング」一覧
- マライア・キャリーやアンドレア・ボチェッリら開会式の歌唱曲
- スノーボード会場を揺らす最新BGMトレンドと選手の勝負プレイリスト
- 競技を左右した?著作権トラブルによる土壇場での「曲変更」騒動
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フィギュアスケート:氷上の物語を彩る楽曲リスト
今大会は「歌詞入り楽曲」の解禁以降、最も多様なジャンルの音楽が使用されています。
特にアイスダンスのリズムダンス(RD)は「1990年代」がテーマとなっており、懐かしのヒット曲で会場がダンスフロア化しました。
日本代表・注目選手のプログラム曲一覧
| 選手名 | 種目 | プログラム | 曲名 / アーティスト | 備考・見どころ |
| 坂本花織 | 女子シングル | SP | Time To Say Goodbye アーティスト:Sarah Brightman & Andrea Bocelli | 開催地イタリアが生んだ名曲。演技後、ストリーミング再生数が20倍に急増。 |
| FS | All That Jazz / Chicago ミュージカル『シカゴ』より | 妖艶かつ力強いステップで魅せる、彼女の新境地。 | ||
| 鍵山優真 | 男子シングル | SP | The Sound of Silence アーティスト:Disturbed (Cover) | ロックバラード調の重厚なカバー。スケーティングの深みを強調。 |
| FS | Turandot (トゥーランドット) 作曲:Giacomo Puccini | トリノ五輪の荒川静香さんと同じ「誰も寝てはならぬ」を使用。イタリア開催への敬意。 | ||
| 千葉百音 | 女子シングル | SP | Last Dance アーティスト:Donna Summer | 70年代ディスコの名曲で、大人っぽい表情を見せる。 |
| イリア・マリニン (米国) | 男子シングル | SP | Dies Irae / The Lost Crown アーティスト:Náttúra / 2WEI | 「4回転の神」にふさわしい、荘厳で戦闘的な選曲。 |
| FS | Succession (メディア王) 作曲:Nicholas Britell | 人気海外ドラマのサントラを使用。複雑なピアノの旋律がジャンプとリンク。 | ||
| イザボー・レビト (米国) | 女子シングル | SP | Moon River / Cha Cha アーティスト:Henry Mancini | オードリー・ヘップバーンのような可憐さと、イタリア系らしいコケティッシュな魅力。 |
| FS | Cinema Paradiso (ニュー・シネマ・パラダイス) 作曲:Ennio Morricone | イタリア映画の至宝。現地の観客の涙を誘う感動的なプログラム。 |
アイスダンス:90年代ヒットパレード(Rhythm Dance)
今シーズンの課題である「90年代」をテーマに、リンクがディスコ化しました。
- ライラ・フィアー & ルイス・ギブソン (英国): 『Spice Girls Medley』 (Wannabe, Viva Forever, Spice Up Your Life)
- 英国のアイコン、スパイス・ガールズで会場総立ちの盛り上がり。
- パイパー・ギレス & ポール・ポワリエ (カナダ): 『Supermodel』 (RuPaul)
- 90年代のクラブカルチャーを表現したファッショナブルな選曲。
- ホリー・ハリス & ジェイソン・チャン (豪州): 『Jennifer Lopez Medley』 (Waiting For Tonight 他)
【Topics】五輪の裏側:著作権トラブルによる「曲変更」
華やかな舞台の裏で、音楽の権利を巡るトラブルも発生しました。
- ペトル・グメンニク選手: 当初予定していた映画『パフューム』の楽曲使用許可が下りず、大会2日前にSP曲を『Waltz 1805』に緊急変更しました。
- アンバー・グレン選手: 団体戦で使用した楽曲の作曲家が、X(旧Twitter)で「無断使用だ」と声を上げ一時騒然としましたが、その後和解し、金メダルを祝福される結末となりました。
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アイスホッケー:得点時に流れる「ゴールソング」
NHL(北米プロリーグ)のスター選手たちが参加するアイスホッケーでは、チームが得点を決めた瞬間に流れる「ゴールソング(Goal Horns & Songs)」が国ごとに決まっています。
| 国名 | ゴールソング曲名 / アーティスト | 解説・現地の反応 |
| フィンランド | Peto on irti アーティスト:VilleGalle (Cover) | 「野獣が放たれた」という意味の国民的ポップソング。サビで観客が大合唱する定番曲。 |
| カナダ | Courage (for Hugh MacLennan) アーティスト:The Tragically Hip | カナダの国民的ロックバンド。NHL選手たちの闘志を象徴する選曲。 |
| アメリカ | Free Bird アーティスト:Lynyrd Skynyrd | アメリカンスポーツの定番。ギターソロが会場のボルテージを最高潮に上げる。 |
| スウェーデン | (Title TBC) ダンスポップ楽曲 | 現地ファンやSNSで「スウェーデンのゴール曲が最高にかっこいい」「曲名教えて!」と話題に。 |
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スノーボード&フリースタイル:雪山を揺らすBGM
スノーボード(ビッグエア、ハーフパイプ)などの会場では、DJがプレイするBGMが選手のテンションを左右します。
- 会場のトレンド: 「GrooveBoom」と呼ばれる70年代ソウル・ファンクと、最新のEDMをミックスした選曲が主流。
- ミア・ブルックス選手 (英国) のプレイリスト:
- 天気が悪い時:The Smiths『How Soon is Now』で集中力を高める。
- 快晴のビッグジャンプ:Pantera『Yesterday Don’t Mean Shit』など激しいメタルでアドレナリンを出す。
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開会式:イタリアの伝統とポップスの融合
2月6日に行われた開会式でも、豪華な音楽パフォーマンスが披露されました。
- マライア・キャリー: イタリアの名曲『Volare (Nel blu dipinto di blu)』をカバー歌唱。煌びやかな衣装で登場し話題をさらいました。
- アンドレア・ボチェッリ: オペラ『トゥーランドット』より『Nessun Dorma (誰も寝てはならぬ)』を熱唱。イタリア開催の五輪を象徴する、圧倒的な歌声でした。
- Dardust (音楽監督): 大会公式テーマ『Italian Fantasia』を作曲。オペラとエレクトロニック・ミュージックを融合させ、ミラノの「革新性」を表現しました。
まとめ:音楽を知れば、五輪はもっと面白くなる
BTSジンの楽曲がフィギュア会場で流れた「奇跡の瞬間」から、選手の演技を支えるプログラム曲、そして会場を熱狂させるゴールソングまで。
ミラノ五輪は、まさに「音楽の祭典」でもあります。
残りの競技期間中も、テレビから聞こえてくる「音」に耳を澄ませてみてください。きっと、スポーツの感動がさらに深まるはずです。
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